お互いを思いやって、距離を取ろう(お散歩トレーニングについて2)

 

犬は社会的な動物です。

なので同族(犬)と一緒に

過ごすことは、

生涯にわたって大切なことです。

 

あなたの犬は、犬と一緒に

過ごす時間を持っていますか?

 

多頭飼いのお家でなければ、

充分にその時間を持つことは

難しいのではないかなと思います。

 

お散歩トレーニングでは、

大きさも犬種も様々な犬と

飼い主さんが群れとなり、

犬の社会欲を満たしながら

一緒に歩きます。

 

一緒に時間を過ごしますが、

犬同士を取っ組み合って遊ばせたり、

近づいて接することはしません。

(ご遠慮いただいています。)

 

犬は優れた嗅覚があるので、

遠く離れていても匂いから情報を

キャッチすることができます。

 

近づかなくても匂いを嗅ぐだけで、

一緒に歩いているということがわかり、

仲間意識が湧き上がって

満たされます。

 

離れていても、ボディランゲージで

ちゃんと会話しているのですよ!

 

なので犬同士の社会化も、

挨拶させるなど接することと

思っている方が多いかもしれませんが

その必要はありません。

 

むしろ近づくことで、

落ち着けなくなって

しまうことがあります。

 

犬が苦手な犬は、

相手との距離が近くて

落ち着けないから吠えたり、

ガウガウしてしまうんですね。

 

落ち着けない…。

つまり居心地が悪いのです。

 

お散歩トレーニングは、

犬にとって心地よい場を

みんなで作り上げます。

 

なのでそんな時は、

飼い主さんたちが優しく誘導して、

距離を取れるように

してあげてください。

 

離れたところで落ち着いて

鼻を使えるようになると、

相手の情報が取れるので、

大騒ぎする相手ではないと

少しずつ理解していくはずです。

 

また、距離を取って落ち着けた

経験を重ねることで、

自らすすんで距離を取れるように

なっていきます。

 

犬が好きで近づきたい犬も、

優しく止めて

『行かないよ。』を伝えて、

距離を取ることを

教えてあげてください。

 

相手は近づいてほしいとは

限りませんから。

 

【相手を尊重して距離を取る】

 

ということは、

犬として礼儀正しい行動です。

 

これを叱らずに伝えていきましょう。

 

相手との距離がどれだけ欲しいかは、

犬それぞれによって違います。

 

お互を思いやって、

それぞれが心地よい距離を

保って歩けるとよいですね。